愛知保育団体連絡協議会(愛保協)とは
愛知保育団体連絡協議会(略称:愛保協)は、保育所に子どもを預ける保護者や保育者が中心となって、1970年に結成されました。
永らく保育所の保育条件・保育内容の向上を目指して運動を進めてきましたが 、それだけではなく、保育所が地域の子育てネットワークの中心として、豊かな子育て文化の発進基地として、また子育てにかかわる専門家と父母をつなぐ拠り所となることを願って、取り組みを進めています。
子どもは、大人たちの豊かなつながりの中で守られながら育っていきます。保育の場が家庭であっても、保育所であっても、幼稚園であっても、学童保育であっても、子どもらしく輝く日々を保障しうるよう、子育てネットワークの場を広げていきませんか。一人ひとりは小さな力ですが、みんなで手をつなぎ合うことで、きっと大きな声にすることができるでしょう。未来を担う子どものために、より豊かな環境を保障しましょう。
そのためにも、国の保育や子育て施策を学び合い、また私たちの求める保育・子育てのあり方を考え合い、さらに保育・子育ての条件を豊かにするために行動の輪を広げていきましょう! あなたも、子どもが豊かに輝く未来が実現できるよう、私たちとともに考えませんか。
○愛知保育団体連絡協議会 規約
第1条 名 称
この会の名称は、愛知保育団体連絡協議会とし、略称「愛保協」とする。
第2条 事務所の所在地
この会の事務局は、名古屋市熱田区沢下町9-7労働会館東館におく。
第3条 目 的
今日の子どもや父母の生活を守り、働く権利を保障し、あわせて明日の社会のにない手にふさわしく
子どもの権利が輝く保育運動の発展を目指す。この会は県下の様々な地域や職場における保育団体
労働組合、子育てや保育に関わる団体と共同し、相互援助を図りながら子育てネットワークを広げ、
保育運動を進めていく。また全国保育団体連絡会(全保連)に結集していく。
第4条 活 動
この会は目的達成のために次の活動を行います。
(1)保育要求実現のための国・県・市区町村へ向けての運動
(2)保育に関わる調査研究活動
(3)県下の父母と保育者等の学習・文化交流活動
(4)機関誌・資料発行などの情報宣伝活動
(5)「ちいさいなかま」誌の普及
(6)「全国保育団体合同研究集会」の推進
(7)その他、保育運動の前進のために必要な活動
以下省略
○愛保協って何しているの?-愛保協の活動と事業-
愛保協は次のようなことをしています。
1. 愛知県下の保育の実態調査
『あいちの保育問題資料集』(編集・発行/あいち保育研究所)の普及
2. 自治体、父母、保育者の枠をこえた交流
「あいち保育と子育てのつどい」の開催など
3. 国・県・市の保育施策についての情報提供と分析
4. 地域ごとの子育てネットワークづくり
地域保育団体連絡会(地域連)との協力共同の取り組み、地域連交流会の開 催など
5. 保育者の力量を高める研修の開催、案内、手続
保育実践講座の開講、全国保育団体合同研究集会の取り組み
6. 父母や保育者の声をまとめ、自治体に届けるとともに、自分たちの保育・子育 て政策づくり
7. 月刊誌『ちいさいなかま』、書籍、神賀遊具などの普及
※会の運営は、毎月開催される役員会での合議をもとに、部会、実行委員会にて 進めます。毎年3月に総会を開催しています。